少し前のことになりますが、2019年3月末で長年勤めた会社を退職し、フリーランスのプログラマになりました。
など、自分の備忘録として記録しておこうと思います。
2002年に大学を卒業し、都内にある中小SI企業に就職しました。 以降、転職せずに2019年3月末までの17年間同じ会社に勤めていました。
その会社では、業務系システムの開発、POSシステム関連開発、通信システム開発など、 多岐にわたる分野の仕事をさせてもらいました。 その会社でのキャリアの後半には、新規事業に関するシステム開発などもさせてもらい、 退職間際はいわゆる中間管理職という立場で、SES案件をこなしながら、自社サービスのコードを書きつつ、 少規模チームをマネジメントするという仕事をしていました。
フリーランス(=個人事業主)になった理由は、会社を辞めた理由に大きく関係しているのですが、
が、主な理由です。
それと、自分の両親が個人事業主として飲食店を経営していたので、 個人事業主に抵抗がないことも大きな要因であったと思っています。
経理や営業を自分ですることに対する不安はもちろんありましたが、最近は便利な会計サービスもたくさんあり、
また、営業に関してもエージェントに依頼することで、仕事がまったくないという状態は避けられるだろうと考えました。
それ以上に技術者として、あるいはビジネスマンとして成長したい気持ちが強くなったので、決断しました。
事務的な話ですが、おおよそ次のような準備をしました。
フリーランスとしての準備は、つまりお金周りの環境の整備が主でした。
まだ最初の確定申告をしていないので、これらの準備が妥当だったのかどうかが
検証できていない状態ですが、今の所、特に困ったことはないので、このまま様子を見ようと思っています。
フリーランスとして初めての案件(エージェント経由のSES案件)に就いて、およそ1ヶ月が経ちました。
今の現場では、過去に触れたことのない技術をたくさん使っており、また、とても優秀で意識の高いメンバーが
たくさん集まったチームでなので、とても良い刺激を受けています。(しかも、皆さん若い!)
また、お客さまがモダンなスタートアップ企業ということもあり、組織構造や企業文化などについても、
良い意味でカルチャーショックを感じています。
そんな中で、組織を抜けて完全個人として活動する事になった自分の仕事がかなりシンプルになったためか、
とてもストレスフリーで仕事ができています。
お金の面では、僕のシミュレーションが正しければ、サラリーマンとして前職に居続けるよりは結構プラスになるんじゃないか、 と感じています。それと、技術書をはじめ、PC関連の備品などが経費として扱えるのがだいぶ助かっています。
今回の案件がたまたまかもしれませんが、全てが目新しく良い刺激を受けられる環境に出会えたことはフリーランスになって良かった点だと強く思います。 将来はどうなるかわかりませんが、今の現場のような技術的にもビジネス、文化的にも刺激を沢山得られる仕事がしたいと思います。
退職からフリーランスになるまでの軌跡を超ざっくりまとめてみました。 フリーランスになったときのことを自分で思い出しくなったらこの記事を読むことにします。 にしては、ちょっと情報量が少ない気もしますが...
とりあえず、自分にしてはなかなか良いスタートが切れたと実感しているので、この調子でさらなる高みを目指して精進します。