Redisはデフォルトで16個のデータベースを持っていて、それぞれ0~15のindexが割り当てられています。クライアント側で参照するデータベースを切り替える方法を調べたので纏めておきます。
使用したRedisのバージョンはv3.2.3
です。
redis-cliでredisに接続する際に-n
オプションでデータベースのindexを指定することができる。
-n
オプションを省略した場合は、0番を参照する。
$ redis-cli -n 1
を指定すると、redis-cliのプロンプトが、
127.0.0.1:6379[1]>
のように、選択中のデータベースのindexを含めた表示に変わる。
SELECT index
を使う。
redis-cliで接続したのち、selectコマンドによってデータベースを切り替えることができる。
$ redis-cli
127.0.0.1:6379> SELECT 1
OK
127.0.0.1:6379[1]> SELECT 15
OK
127.0.0.1:6379[15]> SELECT 16
(error) ERR invalid DB index
127.0.0.1:6379>
範囲外のindexを指定した場合は、エラーとなり、0番参照状態に戻される模様。
そもそも、現在のデータベース数は、
127.0.0.1:6379> CONFIG GET databases
1) "databases"
2) "16"
で確認できる。
デフォルトでは16データベースとなっているが、これを増やしたり減らしたりするには、redis.confを編集し、
databases データベース数
とする。
例えば、データベース数を20に増やすには、
databases 20
に変更し、redisサーバを再起動する。
以上、Redisのデータベースを切り替える方法を纏めてみました。 SQLに慣れていると、SELECTでデータベース切り替えというのが違和感がありそうです。