最近Vue.jsに入門して、Vue.jsを使ったアプリケーションの環境を構築する方法を調べていました。 Vue.jsは、vue-cliというプロジェクトの雛形を作成するツールを提供してくれていて、これを使うことで簡単にプロジェクトを作成することができるようなので、使い方などを纏めておきます。
この記事を書くにあたり使用した環境は、
です。
npmでインストールします。
npm install -g vue-cli
vue init テンプレート名 プロジェクト名
の形式で使います。
webpack
を使ったmy-project
という名前のプロジェクトを作成するには、
vue init webpack my-project
を実行します。すると、
などを対話形式で答えていくことになり、結果、
% tree my-project
my-project
├── README.md
├── build
│ ├── build.js
│ ├── check-versions.js
│ ├── dev-client.js
│ ├── dev-server.js
│ ├── utils.js
│ ├── vue-loader.conf.js
│ ├── webpack.base.conf.js
│ ├── webpack.dev.conf.js
│ ├── webpack.prod.conf.js
│ └── webpack.test.conf.js
├── config
│ ├── dev.env.js
│ ├── index.js
│ ├── prod.env.js
│ └── test.env.js
├── index.html
├── package.json
├── src
│ ├── App.vue
│ ├── assets
│ │ └── logo.png
│ ├── components
│ │ └── Hello.vue
│ ├── main.js
│ └── router
│ └── index.js
├── static
└── test
├── e2e
│ ├── custom-assertions
│ │ └── elementCount.js
│ ├── nightwatch.conf.js
│ ├── runner.js
│ └── specs
│ └── test.js
└── unit
├── index.js
├── karma.conf.js
└── specs
└── Hello.spec.js
13 directories, 29 files
のディレクトリツリーが生成されます。
その後、npm install
して、npm run dev
すると、開発用サーバが起動するので、
http;//localhost:8080
にアクセスすると、
のページが確認できます。
これでプロジェクトの雛形ができたので、あとは、src
ディレクトリ配下にもりもりコードを書いていけば良さそうです。
vue-cliが提供する公式のテンプレートは、https://github.com/vuejs-templatesで公開されていて、現時点では、
の5つあります。
また、公式のテンプレートの他に、カスタムテンプレートを作成することもできるようで、 Vue.jsを使ったElectronアプリを作成するためのテンプレートとして、
というテンプレートがあり、便利です。
vue-cliの使い方について纏めてみました。 これからVue.jsを使いこなせるよう精進していきます。